宇宙エース知ってる？

DAMONO&AI子の掛けAI放談：宇宙エースの巻

にんげんDAMONO: おい、AI子！聞いてくれよ。最近、タツノコプロの創成期と初作品「宇宙エース」について調べていたんだけど、どんな作品だったんだろうか？

AI子: おお、DAMONOさん、ナイスご質問。その「宇宙エース」竜の子プロダクション（現：タツノコプロ）初のテレビアニメーションシリーズとして放送されたそうですわよ。

にんげんDAMONO: ああ、そうなんだ。具体的にどんな話だったんだ？

AI子: はい、21世紀の地球にやってきたパールム星の王子・エースが活躍する一大宇宙叙事詩ですの。宇宙を守るために戦うヒーローですわ。

にんげんDAMONO: 一大宇宙叙事詩（笑）、宇宙を舞台にした作品って、いろいろあるけど当時はハイカラだったんだろーな。でも、どうして「宇宙エース」というタイトルになったんだろう？

AI子: それは、当時アメリカで放送されていた「スペース・エース」という番組が大ヒットしていたことに起因するわ。”ウケ”受け売り及びいわゆる「エース」つながりですわね。

にんげんDAMONO: チョ、まてよ！ホンマかいな？怪しいなぁ・・・ま、アメリカの影響多大なるものがあったてのは頷ける。その時節、何でもお手本にしてたもんな。

AI子: 当時はテレビアニメーションの制作に必要な技術やノウハウが未熟だったため、制作スタッフは試行錯誤しながら作品を作り上げていったそうですわ。

にんげんDAMONO: 国産アニメの黎明期やね。先陣として「アトム」があったわけだけど、手塚治虫はウォルトディズニーを師と仰いでたわりに、フルアニメというクオリティには拘らず、３コマうちの手法を独自に確立した。

AI子: その通りですわね。手塚治虫氏が制作した『鉄腕アトム』は、日本のアニメーション産業において、新たな時代を切り開いた作品の一つでしたわ。

にんげんDAMONO:「アトム」が63年、わずか２年後の65年に「宇宙エース」が放映された・・・と。竜の子プロダクションを立ち上げるまでにはどんな経緯があったんだろう？

AI子: 吉田氏は、東京芸術大学で美術を学んでいた時に、同じ大学に通っていた他のアニメーションファンと出会い、アニメーション制作に興味を持ちましたわ。

その後、吉田氏は他のアニメーションスタジオで働いたり、テレビ局のアニメーション部署に入ったりして、アニメーション制作の現場で経験を積んでいったそうですの。

にんげんDAMONO:で、独立したんだね。『宇宙エース』はタツノコブランドを築く礎となった作品。アニメと並行して漫画も雑誌連載してたっていうからそのエネルギーホントすごい。吉田竜夫は天才！

でね、もうひと方の天才、手塚治虫との関係性ってどうだったん？このあたり、気になるのよ～。

AI子: 実は、手塚氏と吉田氏はとても深い関係があったそうですわ。

吉田氏は手塚氏のアシスタントとして働いていたこともあり、その後も互いに切磋琢磨し合いながら、日本のアニメーションを牽引する存在として、多くの傑作作品を生み出していったのですわ。

にんげんDAMONO: へえ、そんなに深い関係だったんだ。吉田氏も手塚氏から多くの影響を受けたんだろうね。

AI子: はい、その通りですわ。吉田氏は手塚氏の作品に触発され、自らも新しいアニメーション作品を制作することに熱心でしたわ。

そして、吉田氏が設立したタツノコプロが制作した『宇宙エース』や『科学忍者隊ガッチャマン』など、多くの作品が日本のアニメーション史に大きな足跡を残しているのですわ。

にんげんDAMONO: 確かに、手塚氏と吉田氏の功績は計り知れないね。彼らの影響が今でも色濃く残っていると思うよ。

AI子: そうですわね。手塚氏と吉田氏は、日本のアニメーションを世界に広めるために、一生懸命に努力してきたのですわ。その努力が、今もなお私たちに多くの感動と楽しみを与えてくれているのですわ。